食用色素

ダイワ化成食用色素について

当ショップで取扱う食用色素について
天然色素～黄色系着色料
天然色素～赤色系着色料
天然色素～橙色系着色料
天然色素～緑色系着色料
天然色素～青色系着色料
天然色素～茶色系着色料
食用色素の安全性について
世界各国における許可色素状況一覧表
食用色素の水溶希釈例
化粧品用色素（化粧品用法定色素）の水溶希釈例
食用色素を使った染色例（布）

当ショップで取扱う食用色素について

ろ過装置（ダイワ化成）本オンラインショップで取扱う「食用色素（一般食用色素）」「食用アルミニウムレーキ」「天然色素」は、食用色素メーカーとして国内第一位のシェアを持つ「ダイワ化成株式会社（埼玉県）」製造の商品です。

その製品は、最新技術を駆使した衛生的な設備のもとで、原料より一貫作業によって生産されており、製品はもとよりその品質管理においては原材料、作業工程、製品全般にわたる厳密な試験・管理の徹底により、長年にわたって全国のお客様より絶大な信頼を得ています（左写真：ダイワ化成・色素ろ過装置）。

法定規格をはるかに上まわるダイワ化成の社内規格に基づいて管理された製品は、高純度で色素含有量も常に安定しており、特に色調の鮮明度・溶解残査・副色素および残存中間物検査試験の優秀性は他社の追随を許しません。

廃水処理施設（ダイワ化成）当シンコーオンラインショップでは、かねてより「色の販売店」として染料や顔料以外の「色材」も積極的に取扱いを行っておりますが、ことに食用色素においては、近年ますます食品用途以外の活用方法がさまざまな場所で検討されており、事実、当店へのお問合せやご要望も食品メーカー様に限らないものとなっている現状がございます。

私どもとしましては、こうした信頼できるメーカー様と協同させていただくことによって、さらに多様化する時代のニーズに柔軟に対応していこうと考えております（右写真：ダイワ化成・廃水処理施設）。

※ 食品製造用途以外で使用する「化粧品用色素」の販売も開始しました（'09/12/04）。

天然色素～黄色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
黄色系	ウコン色素	クルクミンGS	黄～橙	○	×	◎	漬物、ハム、ソーセージ類、菓子類等
	ベニバナ黄色素	-	黄	○	○	△	氷菓、菓子、めん、漬物等
	クチナシ黄色素	クロシンG-150 クロシンL クロシンP-1900	黄	○	△	◎	中華めん、栗きんとん等
	ベーターカロテン	ベータ―カロチンW	黄・橙	○	△	×	和洋菓子、ママレード、プリン、かまぼこ、ジャム、めん類
	ベニコウジ黄色素	-	黄	△	×	△	氷菓、キャンディー、ゼリー等

天然色素～赤色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
赤色系	ラック色素	ハイレッドS	橙～赤紫	◎	◎	△	キャンディー、ジャム、ゼリー、ソーセージ類等
	コチニール色素	コチニールレッドAL ハイレッドMC	橙～赤紫	◎	◎	△	氷菓、菓子、かまぼこ、ハム、ソーセージ類等
	ベニコウジ色素	ダイワモナスLA-R	赤	○	△	◎	魚肉ねり製品、ソーセージ類等
	ビートレッド	ハイレッドBL	赤紫	×	△	△	氷菓、チョコレート、生クリーム等
	ムラサキイモ色素	ハイレッドV80	赤～青紫	○	○	△	氷菓、菓子類、ジャム等
	アカダイコン色素	ハイレッドRA-200	赤～青紫	○	○	○	飲料、漬物、ゼリー、菓子類、ジャム、シロップ等
	ブドウ果皮色素	ハイレッドG-150	赤～青紫	○	○	△	飲料、氷菓、菓子類等
	シソ色素	-	赤～青紫	○	○	△	飲料、ゼリー、キャンディー、漬物等
	ムラサキトウモロコシ色素	-	赤～青紫	○	○	△	氷菓、菓子類、ジャム等

天然色素～橙色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
橙色系	トウガラシ色素	ハイオレンジSS-44R ハイオレンジLH ハイオレンジWA-30	橙	○	△	×	米菓、キムチタレ、ゼリー、パン粉、ドレッシング、水産加工品、ラー油
橙色系	アナトー色素	アンナットーN2R-25 アンナットーWA-20	橙	○	△	◎	コーンカップ、マーガリン等

天然色素～緑色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
緑色系	緑色着色料製剤	ハイグリーンB ハイグリーンF ハイメロンP-2	緑	○	×	△	ゼリー、飲料、麺類、漬物、煮豆、キャンディー等
緑色系	クロロフィル	-	緑	○	×	△	キャンディー、チューイングガム等

天然色素～青色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
青色系	クチナシ青色素	ハイブルーAT	青	○	○	○	菓子、ゼリー、冷菓、飲料等

天然色素～茶色系着色料天然色素の水溶希釈例

色目	一般色素名	商品名	色調（ph変化）	耐熱性	耐光性	染着性（蛋白質）	用途
茶色系	カカオ色素タマリンド色素	-	褐色	◎	◎	◎	ハム、ソーセージ、水産加工品、菓子等
	カキ色素タマリンド色素	-	褐色	◎	◎	△	ハム、ソーセージ、水産加工品、菓子等
	コウリヤン色素	-	褐色	◎	◎	◎	ハム、ソーセージ、水産加工品、菓子、調味タレ等

耐熱性・・・熱により色目が変化（色あせ、変色）
耐光性・・・光により色目が変化（色あせ、変色）
染着性・・・タンパク質に対して、染まりやすいかどうか

天然色素の使用基準

天然色素は、下記の食品には使用できませんのでご注意ください。

こんぶ類・食肉・豆類・野菜・わかめ類（これらの加工食品は除く）
鮮魚介類（鯨肉を含む）
茶
のり類

食用色素の安全性について

添加物の安全性を確認するには毒性試験を行います。この毒性試験には急性毒性・亜急性毒性・慢性毒性試験があります。

急性毒性：ある物質の大量を1回与えて、どの位の量で動物が死ぬか、又は中毒症黙を呈するかを見る。
亜急性毒性： 3～6ヶ月という比較的短期間で毒性を試験する。
慢性毒性：短い寿命の実験動物の全生涯にわたる期間、飼料の中に検体を混ぜて与え、次世代まで及ぼす影響を見る。
FAO：国際連合の食糧農業機構
WHO：国際連合の世界保健機構
取許容量：慢性毒性の試験結果からFAOとWHO・は多くの添加物について人体に対する一日摂取許容量を定めています。これは人間が生涯に亘って毎日摂取しても安全である量として定められたものです。
LD50：添加物などの投与により、実験動物の半数が死亡する量で、通常体重当たりの重量で表わす。

品名	1日摂取許容量（mg/kg）	評価	LD50g/kg
食用赤色2号	0～0.5	【A】【S】	10以上
食用赤色3号	0～0.1	【A】【S】	2.0以上
食用赤色102号	0～4.0	【A】【S】	10以上
食用黄色4号	0～7.5	【A】【S】	12.75
食用黄色5号	0～2.5	【A】【S】	2.0以上
食用青色1号	0～12.5	【A】【S】	2
食用青色2号	0～5	【A】【S】	2
β-カロチン	0～5	【A】【S】	-
アナトー抽出物	0～0.65	【T】【S】	50mL
リボフラビン	0～0.5	【A】【S】	10.0
ウコン（ターメリック）	0～2.5	【T】【S】	-
クロロフィル	制限なし	【A】【S】	10.0
食塩	-	-	8～10
砂糖	-	-	8～12
酢酸	0～100	-	3.3

※ 2007年4月1日ダイワ化成株式会社食用色素カタログより抜粋

※ 評価記号・・・: 【A】 1日摂取許容量が設定されているか又は毒物学的に体重明らかにされ許容量が不必要と考えられるもの。; 【T】 Aに同じ、ただしその評価は将来さらに情報が受理されることを前提とするもの。; 【S】規格が設定されたもの。

世界各国における許可色素状況一覧表

色素名 / 国名	食用赤色 2号	食用赤色 3号	食用赤色 102号	食用赤色 104号	食用赤色 105号	食用赤色 106号	食用黄色 4号	食用黄色 5号	食用青色 1号	食用青色 2号	食用赤色 40号
日本	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
韓国	○	○					○	○	○	○	○
台湾		○	○				○	○	○	○	○
タイ		○	○				○	○	○	○
シンガポール	○	○	○				○	○	○	○	○
中国	○	○	○				○	○	○	○
アメリカ		○					○	○	○	○	○
カナダ	○	○					○	○	○	○	○
ブラジル	○	○	○				○	○	○	○
アルゼンチン	○	○	○	△			○	○		○
オーストラリア	○	○	○				○	○	○	○	○
ニュージーランド	○	○	○				○	○	○	○
イギリス	○	○	○				○	○	○	○
ドイツ	○	○	○				○	○		○
南アフリカ		○	○				○	○	○	○
C.I.No. （1956年）	16185	45430	16255	45410	45440	45100	19140	15985	42090	73015	16035

※ 2007年4月1日ダイワ化成株式会社食用色素カタログより抜粋

※ 記号・・・: 【○】許可されているもの; 【△】特定の食品に限り使用が許可されているもの

食用色素の水溶希釈例

下記の画像は、食用色素・食用色素混合タイプ（食用色素製剤）、食用アルミニウムレーキと天然色素のそれぞれを水で100倍～10万倍まで希釈した例です。

本ページでは各色素とも一例のみ掲載しておりますが、下記リンク先のページにすべての色素の水溶希釈例を一覧掲載しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。

一般食用色素の水溶希釈例 ⇒ 一般食用色素水溶希釈例一覧はこちらをクリック

食用赤色2号アマランス

[使用例] -	[使用例] -	[使用例] 羊かん、イチゴシロップ、飲料、冷菓	[使用例] 冷菓

一般食用色素取扱い全商品の水溶希釈例一覧はこちら（別ウィンドウで表示）

食用色素製剤の水溶希釈例 ⇒ 食用色素製剤水溶希釈例一覧はこちらをクリック

食用色素製剤うに色SS-8 蛍光有り

[使用例] 農水産加工品(ウニ、漬物)、製菓(ビスケット、ウエハース、米菓) ※ 食用色素製剤水溶解時の最低倍率：15倍

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食用アルミニウムレーキの粉末希釈例 ⇒ 食用アルミニウムレーキ粉末希釈例一覧はこちらをクリック

アルミニウムレーキ食用赤色3号

[使用例] わさび粉、うぐいす粉、シロップ、粉末食品、サンドクリーム、ミックスケーキ、チューインガム、合成樹脂の着色、印刷インク（樹脂塗料の着色）