そめそめキット【クラフト用】のつかいかた

木・竹・藤(白地アクリル繊維)の染めレシピ|楽しく上手に染めるコツ
準備するもの
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そめそめキットクラフト用 | 染めるもの | 鍋 | かきまぜ棒 | *温度計 | 空の容器 |
・温度計はあると便利ですが、なくてもOK。
・表面をニスや塗料などでコーティングされたものは、染まりません。
・すでに色がついているアクリル繊維は、染めてもほとんど色がつきません。
下準備
お湯で煮て油分を落とす
染める前の「木・竹・籐」は沸騰したお湯で20~30分程煮込んで前洗いしておきます。
(注1)煮込むと余分な油分が落ちてキレイに染まります。※油分が多すぎる場合は、この作業を行ってもうまく染まらないことがあります。
(注2)白地のアクリル繊維は煮ないでください。水で全体を濡らして、軽く絞っておきます。

染料を少量のお湯で溶かす
染料を少量のお湯で溶かします。染料の粒が残っていると染めムラの原因になるので、少しお湯を入れては混ぜるを繰り返して、よーく溶かします。

染めスタート!
染色液を作る
鍋の中に水(キット1個に対して4リットル)を入れます。その中に、下準備(2)で作った「湯で溶かした染料」を全部入れて、よく混ぜます。

染める
鍋の中に、下準備(1)の「油分を落とした素材」を入れて、中火にかけます。
棒などでかき混ぜながら沸騰させて、沸騰してから30分間染めます。火にかけている間は、休まずかき混ぜてください。(染めムラを防ぐため。)
浮きやすいものは、沈めながら混ぜてください。

水洗い
30分後に火を止めて、ヤケドに注意しながら染めたものを取り出し、水洗いします。この時、水が透明になるまでしっかりとすすいでください。
※白地アクリルの場合は、繊維の縮みを抑えるために染め液が常温になるくらいまで自然冷却してからとりだしてください。
鍋に残った染色液は下水に流して、鍋は中性洗剤などで、よく洗ってください。

仕上げ処理
鍋に新しく水(キット1個に対して4リットル)と、付属の『仕上げ用洗浄液』を入れてよくかき混ぜます。
そこへ「染めたもの」を入れて、火にかけます。沸騰してから10分間かき混ぜてください。

完成
水洗いが終わったら脱水・乾燥で完成です。「木・竹・籐」は風通しが悪いとカビが発生しやすくなります。乾燥時は必ず風通しの良い場所で行ってください。

そめそめキット【クラフト用】つかい方のポイント
- ●キット1個で染められる量は?
- 「染める物の重さ」によって変わります。
キット1個で300g(約Tシャツ2枚分)までの素材を染めることができます。●例えば
200gのものを染めたい → キット1個
500gのものを染めたい → キット2個 - ●キット以外に必要な道具は?(お客様に用意していただくもの)
- 鍋・温度計・かきまぜ棒・空の容器など。汚れてもよい服装で作業をすると安心です。
- ●鍋の大きさは?
- 「染める物の重さの約20倍の水」と「染めるもの」を入れてかき混ぜられる大きさが必要です。
●鍋の大きさのめやす
キット1個 ⇒ 4リットル~6リットルの水が入る鍋
キット2個 ⇒ 10リットル~12リットルの水が入る鍋
キット3個 ⇒ 20リットル~22リットルの水が入る鍋●例えば、200gのかごを染める場合
200g(かごの重さ)×20=4000g(4リットル)
すなわち4リットルの水が入る鍋が必要となります。
※水に対して余裕のある大きめサイズの鍋をつかうことをおすすめしています。 - ●染色上の注意
- 指定の重さよりも染める物が少なすぎる場合は濃く染まり、多すぎると薄く染まります。
染色温度が指定の温度より高すぎたり低すぎたりするとムラになります。
- ●染めあがりの色について
- 染める生地の色や種類によっては、染めあがりが色見本と多少異なってきます。
- ●ダメージについて
- 素材によっては大幅に縮んだりダメージを受ける場合もございます。特にアクリル繊維は、縮みやすいです。
ご不安な場合は事前に弊社までお問い合わせください。