そめそめキット【 ウール・ナイロン用】のつかいかた

ウールのマフラーの染めレシピ|楽しく上手に染めるコツ
準備するもの
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そめそめキット ウール・ナイロン用 |
ウールのマフラー | 鍋 | かきまぜ棒 | *温度計 | 空の容器 |
*温度計はあると便利ですが、なくてもOK。
下準備
染料を少量のお湯で溶かす
染料を少量のお湯で溶かします。染料の粒が残っていると染めムラの原因になるので、少しお湯を入れては混ぜるを繰り返して、よーく溶かします。

マフラーを水につけてしぼる
染めるものは全体を水でぬらして、軽くしぼります。まんべんなく湿らせることで染めムラを防ぎます。

染めスタート!
染色液を作る
鍋の中に水(キット1個に対して4リットル)を入れます。その中に、下準備(1)で作った「湯で溶かした染料」と「色ムラ防止液」を全部入れて、よく混ぜます。

染める
鍋の中に、下準備(2)の「水で湿らせておいたマフラー」を入れて、中火にかけます。
棒などでかき混ぜながら60℃になるまで温度を上げます。(鍋の底がプツプツし始めたら60℃のめやす)
※黒などの濃い色は90℃まで温度を上げてください。
温度を保ったまま30分~1時間染めます。火にかけている間は、休まずかき混ぜてください。(染めムラを防ぐため。)

水洗い
染色後は縮みを防ぐため常温になるまで放置します。その後、色のついた水が出なくなるまで水洗いをしてください。
鍋に残った染色液は下水に流して、鍋は中性洗剤などで、よく洗ってください。

完成
水洗いが終わったら脱水・乾燥で完成です。

- ウールは染めると、必ず繊維が縮みます。(サイズが小さくなってしまいます。)
そのことをご了承の上、染めてください。 - 縮んでしまった繊維は、半乾きの状態ならゆっくりと引っ張ると、多少は伸ばすことができます。(繊維を強く引っ張りすぎて破かないようにご注意ください。)
- 濃い色に染める場合は90℃以上になってから30分程度加熱してください。
- ナイロンの場合は染色温度90℃で染めてください。
そめそめキット【ウール・ナイロン用】つかい方のポイント
- ●キット1個で染められる量は?
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「染める物の重さ」によって変わります。
キット1個で300g(約Tシャツ2枚分)までの素材を染めることができます。●例えば
200gのマフラーを染めたい → キット1個
500gの生地を染めたい → キット2個 - ●キット以外に必要な道具は?(お客様に用意していただくもの)
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鍋・温度計・かきまぜ棒・空の容器など。汚れてもよい服装で作業をすると安心です。
- ●鍋の大きさは?
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「染める物の重さの約20倍の水」と「染めるもの」を入れてかき混ぜられる大きさが必要です。
●鍋の大きさのめやす
キット1個 ⇒ 4リットル~6リットルの水が入る鍋
キット2個 ⇒ 10リットル~12リットルの水が入る鍋
キット3個 ⇒ 20リットル~22リットルの水が入る鍋●例えば、200gのマフラーを染める場合
200g(Tシャツの重さ)×20=4000g(4リットル)
すなわち4リットルの水が入る鍋が必要となります。
※水に対して余裕のある大きめサイズの鍋をつかうことをおすすめしています。 - ●染色上の注意
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指定の重さよりも染める物が少なすぎる場合は濃く染まり、多すぎると薄く染まります。
染色温度が指定の温度より高すぎたり低すぎたりするとムラになります。
- ●染めあがりの色について
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染める生地の色や種類によっては、染めあがりが色見本と多少異なってきます。
- ●ダメージについて
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ウールは大幅に縮んだりダメージを受ける可能性が非常に高い繊維です。
ご不安な場合は事前に弊社までお問い合わせください。