タイダイ染めのレシピ ~ タオル染めの例と染料液の作り方
タイダイ染めタオルの作り方
綿素材のタオルなら、タイダイ染めカップで染めることが可能です! しばり方を工夫することで多彩な染めをカンタンに表現できるタイダイ染め。タオル染めはレインボーTシャツやスニーカー染めチャレンジ前の、タイダイ染め入門としても最適!
このページには「しましま」模様と「ひし形」模様の作り方を掲載しています。ぜひ皆さんも、「100%失敗のない」タイダイ染めにチャレンジしてみてください!
タイダイ染めでタオル染め<しましま編>、スタート!
中性洗剤でタオルを洗った後、ヒモか輪ゴムでしばる
最初に、中性洗剤を使ってタオルを洗います。※中性洗剤であれば何でもOKです。洗うことで、染まりやすくなります。買ったばかりの新品タオルの場合でも同様に、中性洗剤で洗うところからスタートしてください。
次に、ヒモか輪ゴムを使って、タオルを適当な間隔でしばります(しましまの間隔をイメージしながら)。輪ゴムだけでは切れる可能性もあるので、ヒモと併用するのがオススメです。
固着液を浸み込ませる
タオルに固着液を浸します。
【 固着液の作り方 】
固着剤をお湯で溶かします。お湯 1リットルあたり 30gが目安です。
(ビニール袋の中にタオルと液を入れて、袋の外から揉みながら浸み込ませるのがおすすめです)
染料液をかける準備
(3)で作った染料液をシリンジで吸い取り、タオルにかける準備をします。流れ出た染料が底面で浸らないように、タオルはザルや網などの上に置きましょう。
染料液をかける
(3)で作った染料液をシリンジで吸い取り、タオルにかけていきます。ヒモでしばった位置を目安に、染料をかけていきましょう。
続・染料液をかける
次々と、染料をかけていきます。今回はヒモの位置を境目に、グラデーションのしましまをイメージして作っています。
色を定着させる
色を定着させるため、そのまま30分程放置します。
※色を濃くしたい場合は、蒸し器で加熱してください(沸騰状態で 10分が目安)。
水洗い
(7)で色を定着させた後、染まったタオルをザッと流水で洗い流します。
生地に定着していない色を落とす~最後に水洗い
お湯を沸騰させ、「ソーピング液」を入れます。その中に染めたタオルを入れて、約10分間混ぜてください(余分な染料を落とし、今後の靴洗いでの色移りを軽減させます)。
※(5)の放置時間中にお湯を沸騰させるなど準備しておくと、作業がスムーズに行えます。
ソーピング処理が終わったら、最後にもう一度水洗いをして、しっかりと余分な染料を落とします。
完成!
乾燥させて、出来上がりです!
【 染めあがったタオルの洗い方について 】
- 念のために、初回は単独で洗濯を行ってください(色移りの可能性があります)。
タイダイ染めでタオル染め<ひし形編>、スタート!
中性洗剤でタオルを洗った後、三角に折っていく
しましまタオル制作時と同様、最初に中性洗剤を使ってタオルを洗います。※中性洗剤であれば何でもOKです。洗うことで、染まりやすくなります。買ったばかりの新品タオルの場合でも同様に、中性洗剤で洗うところからスタートしてください。
次に、三角形になるよう、タオルを順々に折っていきます(しばるのはその後です)。
三角形に折れたら、端をヒモでしばって固着剤に漬ける
三角形に折れたら、次にヒモか輪ゴムを使って、タオルの端を少し生地を残してしばります(写真を参考に)。輪ゴムだけでは切れる可能性もあるので、ヒモと併用するのがオススメです。
しばった後は、しましまタオル制作時と同様、固着剤に浸します。
【 固着液の作り方 】
固着剤をお湯で溶かします。お湯 1リットルあたり 30gが目安です。
(ビニール袋の中にタオルと液を入れて、袋の外から揉みながら浸み込ませるのがおすすめです)
染料液の作成と、染料液をかける準備
しましまタオル制作手順(3)と参考に、染料液を作ります。
【 染料液の作り方 】
お好みの色の染料をお湯に溶かします。タイダイ染め染料液の作り方・解説ページはこちら
染料液が出来たら、シリンジで吸い取ってタオルに液をかける準備をします。流れ出た染料が底面で浸らないように、タオルはザルや網などの上に置きましょう。
染料液をかける
染料液をシリンジで吸い取り、タオルにかけていきます。写真では染料液を作ったカップを素手で持って液をかけていますが、こんなやり方をすると一瞬で手が汚れます。手につくとなかなか取れないので、汚れが嫌な方は絶対にタイダイ染めカップ付属の手袋とシリンジを使ってくださいね!
ひっくり返して、裏側にも染料液をかける
タオルの裏側にも、染料液をかけておきましょう。と、このあたりはお好みで。仕上がりイメージをなんとなくでも想像しておくと、どのあたりにかけるといいぞ、というのがボンヤリ見えてきます。もちろん、感覚的になんとなく、でも全然大丈夫!
色を定着させる
色を定着させるため、そのまま30分程放置します。
※色を濃くしたい場合は、蒸し器で加熱してください(沸騰状態で 10分が目安)。
水洗い
(6)で色を定着させた後、染まったタオルをザッと流水で洗い流します。
生地に定着していない色を落とす
お湯を沸騰させ、「ソーピング液」を入れます。その中に染めたタオルを入れて、約10分間混ぜてください(余分な染料を落とし、今後の靴洗いでの色移りを軽減させます)。
※(5)の放置時間中にお湯を沸騰させるなど準備しておくと、作業がスムーズに行えます。
最後に水洗い
ソーピング処理が終わったら、仕上げにもう一度水洗いして作業終了です。
完成!
乾燥させて、出来上がりです!
【 染めあがったタオルの洗い方について 】
- 念のために、初回は単独で洗濯を行ってください(色移りの可能性があります)。