食用色素 使用上の注意

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食用色素(食用天然色素除く)を使用するにあたっての注意事項を記載しています

カラーマーケットが販売するダイワ化成株式会社製造「一般食用色素(合成色素)および食用色素製剤(一般色素を混色した色素)」、「食用アルミニウムレーキ」のご使用にあたっての注意事項は下記の通りです。よくよくご確認のうえ、商品をご検討ください。

食用色素 使用上の注意

食用色素のご購入にあたっては、下記の注意事項をご確認いただき、ご検討ください。

  1. 着色すべき食品の成分を調査分析し、製造過程をよく検討して、各色素の性質表より最も条件に適したものを選んでください。
  2. 着色する主原料はもちろん、副材料もよく吟味し、色調を悪くするような条件を避けてください。
  3. 色素の製造ロットにより多少「カサ」が違いますので、必ず秤量すること、また使用の後は必ず密閉して保存してください。吸湿しますと同一重量を計っても着色された色調がその都度違って出ます(蒸気等、特に注意)。
  4. 色素を粉末で使用すると着色ムラや、はん点の原因になりますので、必ず温湯に溶かしてから使用すること。この時、色素は金属の影響を受けやすいので、使用する容器は、ガラス、陶器、ホーロー引、ステンレス、合成樹脂製のものを用い、特に製剤色素は入念に溶かして使用してください。
  5. 色素を溶かす時の水質にも十分注意してください。硬度、鉄、塩素、pH等の影響で溶け難くなったり、色が変色または退色が起こりやすくなります。製剤の「溶解時の水の倍率」は室温で保存可能の倍率です。
  6. 色素を溶かして溶液で保存する場合は、色素溶解度に十分注意してください。低い温度で保存しますと、色素が析出して色調が変わることがありますので、溶解度表をご参考の上、無理のない温度または濃度で保存してください(また光の当らない場所を選んで保存してください)。
  7. 良く着色された食品も、鉄、亜鉛、アルミニウム、胴等の金属が入ると色調を悪くするばかりでなく、酸性の食品の場合は脱色されることがあります。製造装置、容器、陳列場所にもご注意ください。
  8. 必ず製品検査合格証の貼ってある色素をご使用ください(下の画像)。また、輸出食品の着色には先方国の許可色素を使用してください。なお、許可色素は各国とも、時々変更することがあります。
  9. 着色した食品は、食用タール色素を使用した旨の表示が義務づけられています。
  10. 使用基準の対象食品(下記)を参照の上、ご使用ください。

ダイワ化成製 食用色素 500g入り製品

食用色素使用基準の対象食品(適用期日: 昭和55年2月より施行)

カステラ、きなこ、魚肉つけ物、鯨肉つけ物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉つけ物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉含む)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む)、野菜およびわかめ類に使用してはならない。

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