タイダイプロジェクト「販売に向けて」 ~ 久松共働センター染色チーム「STORY」レポート Vol.8
タイダイ染め製品 製作奮闘記「販売用Tシャツを蒸して後処理をする」
カラーマーケット店長の池田です。
前回はタイダイ染めTシャツ販売ページのためのモデルさんを交えた撮影打ち合わせの様子をご紹介しました。
→タイダイプロジェクト 久松共働センター 染色チーム「STORY(ストーリー)」レポート
タイダイ染め製品 製作奮闘記「モデルさんとの打ち合わせ」の記事はこちらから
今回は、販売用Tシャツの作業工程「蒸し+後処理」の様子をご紹介。
Tサークル柄のTシャツの販売に向けて、染めて→ 蒸して→ 後処理 →パッケージ(袋入れ)、の工程があります。
蒸して、後処理する工程を詳しくご紹介いたします。
~ 販売用Tシャツを蒸して後処理をする の巻 ~
Tサークル柄の販売用Tシャツ、たくさん染めました。これから、仕上げ段階の蒸しとソーピングをしていきます。
※ソーピングとは、布に残る余分な染料を洗い流す後処理のことです。
この処理をしないと、色落ちや色移りの原因となってしまいます。とっても大切な作業です。
これらの作業を失敗すると今までの工程が水の泡となるので慎重にいきます。
まずは蒸しから・・・・
染めた後のTシャツにラップをまいて蒸していきます。
蒸すのは、なんとボイラーの蒸気を使っているのです。熱も強くすごく綺麗な仕上がりになるので、ここはこだわっています。
すこし型は古いが(岩瀬社長にはナイショです・・・・)いい仕事をしてくれます。
出来上がりました。家庭の蒸し器を使うより鮮やかな色が出ますね。ここからが楽しみなんですね。どんな柄ができたかなあ・・・・ワクワク
ここでシンコーさんでの作業はいったん終わり、センターに戻ってソーピング作業を行います。
ここで私たちのこだわり。
お客様に着ていただくときに皮膚の弱い方でも安心して頂けるようにクエン酸でTシャツを中和処理しております。
中和処理がおわったら次に余分な染料を洗い流していきます。
最後に水でよく洗って乾かして、Tシャツの完成です。
この後は、タグをつけたり、袋に入れたり、パッケージを行います。その様子は次回またご案内させて頂きます。
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