食用色素の使用量

   

食用色素(食用アルミニウムレーキ)

食用色素を使用する際、どのくらいの量が必要なのか、どの程度使ってもいいのか、分からなくて不安になることもあるかと思います。

ここでは使用量について考えてみましょう。

耳かき1杯程度って?

食用色素は言うまでも無く食品添加物です。料理の味に関わるものというよりは、見栄えをよくするために使用するものです。食品添加物、という名前から、使いすぎを気にする方は多いと思います。

昨今の食の安全の観点からも、一般のご家庭で食用色素を使う場合は、余計に心配になるでしょう。

家庭用の食用色素のパッケージには「耳かきに軽く1杯程度」などと書かれていたり、小さな匙が付いている商品もあります。

人工的に合成・精製された色素はごく少量で大変よく発色します。ですので、つまようじの先に付着した色素の粉を小皿で水に溶くところから始められるのはいかがでしょうか。これくらい少量からなら、自分の目指す色味に整えることも可能です。

天然色素の発色について

一方、クチナシなど天然の食用色素は上述の色素に比べて、発色が悪いと感じられる傾向があります。

くすんだ色であったり、曖昧な色になることがよくあります。また、混ぜる素材そのものに色がついていると、思ったように発色しないこともあります。

だからと言って、どんどん量を増やせば、思い通りの発色に達するかと言えば必ずしもそうとは言えないものです。作る料理のレシピをよく守り、少量から試してゆくのが良いでしょう。

発色が上手くいかないことを、使用量と短絡的に結び付けないようにしましょう。熱に弱い色素や、光に弱い色素などもあるのです。

 

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