汚れ、シミのできた服の染め直しについて

      2017/03/17

いつもColorMarketブログをご覧いただきありがとうございます。

スタッフの内藤です。

 

三月に入り気温もどんどん高くなってきましたね。

当店のある広島県も昼間はヒーターを切って窓を開けても

寒くなくなってきました。

 

ただ、花粉症の人は辛そうですが(^^;

 

そんな暖かい季節になったからか

タイダイ染めカップをはじめとした染料が

よくお買い求めいただいています。

 

そんな中、最近いただいた質問の中で

「シミの付いた生地を染め直したい」

というお声がありましたので、

当店でもどのように染め上がるのか

改めて実験したいと思います!

綿素材にできたシミを…

今回は綿素材に醤油のシミができた状態を再現してみました。

写真のように綿の生地に醤油を数滴かけ、さらに10分ほど放置!

その後水洗いを行うという、ご家庭でも起こりそうな

シチュエーションを再現してみました。

 

それぞれ白い生地に茶色いシミができています。

 

これにターコイズとネイビーの染料で染色してみました。

染色後はこちら

左がネイビー、右がターコイズで染色した生地です。

両方とも一見しただけでは分からないほど

綺麗に染まっているように見えます。

 

 

ただし、黄色の丸で囲んだ部分をよく見ると

その他の部分に比べ色味が濃くなっています。

 

この色ムラを「この程度なら…」と判断されるか

「この程度でも…」と感じるかは人それぞれなので、

ご判断の参考になればと思います。

 

ちなみにネイビーの方が醤油のシミは濃かったのですが、

目視でもほぼ判別できませんでした。

 

もし、シミや汚れを目立たなくすることを優先するのであれば

ターコイズのような鮮やかな色合いより

ネイビーのような落ち着いた色合い、

もしくはブラックに染め上げることをお勧めします。

 

衣替えで捨ててしまう前に、染め直しで

イメージチェンジというのも検討していただければ

嬉しいです!

 

今回もご愛読いただきありがとうございました!

 

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