タイダイ染めでもっと濃く染めたいんですけど?
2018/07/30
タイダイ染料で濃く染めるコツ・その1
上の画像はすべて同じタイダイ染め用の染料で染めています。しかし、なぜこんなに色の濃さが違うのでしょうか?
答えはカンタン。染料液の濃さ(濃度)が違うのです。
ということで、上の画像は上から、
- 染料50倍希釈
- 染料100倍希釈
- 染料200倍希釈
になります。
ちなみに、タイダイ染めの際の染料液(染液)の作り方なのですが、例えば「染料50倍希釈」の染液を作る際は「染料5gを、お湯250ml」で溶かします。染料液を作る時の参考としては、以下のページをご参照ください。
タイダイ染料で濃く染めるコツ・その2
さて前項と同じように問題です。
上の画像もすべて同じタイダイ染め用の染料で染めています。いったいなにが違うのでしょうか?
答えは・・・、実は「染める温度」が違うんです。
上の画像の色の違いは、上から、
- 4℃(冷蔵庫)
- 30℃(夏場の室温)
- 約100℃ x 5分(蒸し器にて)
となっています。ちなみに、染料液の濃さはすべて「50倍希釈」です。
この染まり方の違いを見てお分かりのように、染料は季節の温度変化でも染まり方が変わってしまいます。
そこでプロ並みの仕上がりを求められるあなたには「蒸し」による染めをお勧めします。
ここまでのまとめ!
- タイダイ染めで濃く染めるコツは、仕上げに「蒸し器」で蒸してください。
☆蒸し時間と、蒸した後の処理(コツ)
- 5~10分程度、蒸してください(食品用とは別にお買い求めください)。
- 蒸した後、さらに1時間程度、放置してください。
これであなたもタイダイマスター!?
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