タイダイ染めソーピングの必要について
2016/08/25
ソーピングとは
染料はその種類によってその染め方や、必要な材料(助剤)が異なり、それぞれに処理の方法が違います。カラーマーケットのタイダイ染めカップで使っているのは、反応染料です。
反応染料は、そもそも繊維と染料の結びつきが強いので、染色後は余分な染料を洗い流す作業を行いますが、この作業を「ソーピング」と呼びます。ですから、この作業をしないと布に余分な染料が残ったままの状態となり、色落ちや色移りの原因となってしまいます。反応染料の染めの後処理として必ず行わなければいけない作業です。
ちなみに、色止め処理が必要なのは直接染料を使った場合です。直接染料は反応染料に比べると繊維と布の結びつきが弱いので、染料が流れ出ることを防がないといけません。色止め剤はFIX剤(フィックス剤)と呼ばれています。
「タイダイ染めカップ」ソーピング剤のこだわり
「せっかく作った柄が、より綺麗に見えるように布の白い部分はそのまま残しておきたい」
タイダイ染めカップに付属のソーピング剤は、タイダイ染めに最適となるよう当店が独自に調合したものです。
タイダイ染めをした際に、染料で染まっている部分とそうでない部分が出来ますが、反応染料用のソーピング剤でも通常のものでソーピングすると、白い部分を汚してしまいます。
例えば、そめそめキットプロも同じ反応染料を使った商品ですが、ソーピング剤は同じではありません。それぞれ目的に合った助剤を使用することでより綺麗な仕上がりになります。
ご家庭でタイダイ染めができる! 色の専門サイト「カラーマーケット」
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