Tシャツを染める – 糸まで染まる後染め用Tシャツ
2016/06/29
Tシャツを染めた時に、縫い糸まで染まるかどうか? みなさんは気にしたことがありますか?
染色を経験されたことのある方の中には「Tシャツを染めたけど、糸が染まらなかった・・・」そのような経験をされたことのある方もいらっしゃるかと思います。
「Tシャツが染まるのであれば、糸の部分も同じ色に染まるはず・・・」
ところが、必ずしもそうではありません。
縫い糸はそのほとんどか「ポリエステル素材」です。この素材は、綿を染める染料では染まりません。そのためにTシャツを染めた時に、糸の部分だけがステッチのように残ってしまいます。
※カラーマーケットオリジナル染色キット「そめそめキット」は、素材に応じて染料キットを選んでいただく商品です(素材ごとに適した染料を使うことで発色など仕上がりが良くなります)。
例えば、白いTシャツを使ってタイダイ染めをした場合、縫い糸がポリエステルの場合はその部分だけが白く残ります。
遠くから見るとあまり目立ちませんが・・・ | 近くでよく見ると糸が染まっていません |
染める前のTシャツの色と染め替えをした後の色によって、このステッチが目立つこともあればそうでないこともあります。
糸の色がそのまま残ることは、「ステッチが入っていてアクセントになる」という方も入れば、「目立つのでいやだなあ。同じ色に染まってほしい」などど、人それぞれ好みが分かれます。
Tシャツを染めた時に「糸」も同じ色に染めたい! という方には、「後染め用Tシャツ」をオススメします。「後染め用Tシャツ」は、縫い糸の部分も本体と同じ綿素材で縫製されています。Tシャツ本体と同じ色で染まるので、とても自然な色に仕上がります。
ご家庭でTシャツを染められる! 色の専門サイト「カラーマーケット」
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